今平周吾が1勝で賞金王で 日本男子“どんぐりの背比べ”露呈
【日本シリーズJT杯】
ツアー最終戦は通算8アンダー首位タイに3選手が並び、グリーンの傾斜がきつい18番パー3でのプレーオフに突入した。
1ホール目に小平智(29)がパーセーブ。石川遼(27)、ハン・ジュンゴン(26)の2人を下して今季日本ツアー初優勝(通算7勝目)。4月の米ツアー「RBCヘリテージ」に次いで、日米で勝利を挙げた。
また、賞金王タイトルは1勝(1億3911万円)の今平周吾(26)が初めて獲得した。
「うれしいです。来年は賞金王らしいゴルフをしたい」(今平)
テレビ解説で出演した青木功JGTO会長が、「1勝でも賞金王になれることを覚えたほうがいい」と祝福したが、1973年のツアー制度発足以来、1勝で賞金王になったのは、76年の青木に次いで今平が2人目だ。
今季女子ツアーはアン・ソンジュが5勝(1億8078万円)をマークして4度目の賞金女王タイトルを獲得した。それに比べても今平の成績は見劣りする。