ハム移籍の金子 願ったりの起用プランで高まるメジャー熱
栗山監督も先発起用を前提としつつも、さまざまな起用法を模索していくというから、来季はリリーフでの登板もあるかもしれない。
■「便利屋」として欲しがる球団が出る可能性
こうした幅のある起用プランは、金子にとって一石二鳥になりそうだ。
金子はかねてメジャー挑戦への思いがある。オリックスで14年オフに4年契約を結んで以降、これを認められることはなかったが、日本ハムとの契約は1年。海外FA権も保有している。
来季の活躍次第では、金子のメジャー熱がさらに高まってもおかしくない。
「来年36歳を迎える金子に、メジャーから大型契約のオファーが届くことはないにしても、先発だけでなく、1イニング、ロングリリーフでの適性を見せることができれば、『便利屋』として欲しがる球団が出てくるかもしれません」(マスコミ関係者)
先日は、メジャーリーガー御用達の米シアトル郊外にあるトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で自主トレを行うなど、調整を進めている。来季は環境の変化が奏功し、例年以上にバリバリやるんじゃないか。