アジア杯はW杯とは「真逆の戦い方」が必要となってきます
アジア最高峰の大会であるアジアカップが5日に開幕しました。日本は1992年広島大会で初優勝して以来、4度のアジア王者に輝いています。
この27年間でチャレンジャーだった日本代表は立ち位置がすっかり変わり、アジアでは常に優勝候補として「勝つのが当然」とメディア、サポーターたちはとらえています。そういえば――。
アジアカップ前、マルセイユに所属するDF酒井宏樹が「W杯を戦うブラジルの心境が理解できる」と話していました。
FC東京のSB室屋成は「自分たちがボールを握るシーンが多くなると思う。カウンターに気を付けないといけない」と警戒していました。
アジアカップの傾向として日本、韓国、オーストラリア、イランなど実力国に対して対戦相手はガッチリ守備を固め、鋭いカウンターを仕掛けてきます。これこそがアジアカップならでは、の難しさというわけです。
日本を含めたアジアの列強は「W杯ではチャレンジャー」「アジアカップでは絶対的な王者」として、真逆の戦い方が必要となってきます。