大坂なおみの世界1位を手放しで喜べないテニス協会の胸中
全豪の行われたメルボルンには協会幹部の姿もあった。その中のひとりは、大坂の練習の球拾いの手伝いをしていたとか。今後とも五輪やフェド杯をよろしくというつもりかもしれないが、大坂はもはや「日の丸」より「ツアー」優先。サーシャ・バインとアブドゥル・シラーの2人を中心とした指導体制も出来上がっていて、協会の入り込む余地はない。自分たちにできるのはそれくらいしかないという、苦しい現状を象徴する光景だった。
全豪の行われたメルボルンには協会幹部の姿もあった。その中のひとりは、大坂の練習の球拾いの手伝いをしていたとか。今後とも五輪やフェド杯をよろしくというつもりかもしれないが、大坂はもはや「日の丸」より「ツアー」優先。サーシャ・バインとアブドゥル・シラーの2人を中心とした指導体制も出来上がっていて、協会の入り込む余地はない。自分たちにできるのはそれくらいしかないという、苦しい現状を象徴する光景だった。