日ハム輝星は“天性の人たらし” キャンプと自主トレに密着
■やんちゃでノリもいい
同期とは仲が良い。自主トレ期間中にはドラフト4位の万波中正(横浜)らと数人でカラオケボックスに出かけた。吉田は、お気に入りの「三代目J SOUL BROTHERS」をノリノリで歌ったそうだ。
育成1位・海老原一佳(創価大)は用事があってカラオケに同席することはできなかったそうだが、「普段はバリバリの敬語というより、タメ口まではいかないですけど、先輩っていう感じでは接してこないですね(笑い)。人懐っこいです。でも、練習の様子を見ていると、ピリッとしているというか、真面目にやっているし、意識が高いなと思います。寮での話になりますけど、食事は鶏のささ身だったり、コーンフレークだったり、野菜を意識的に食べたり、バランスを考えているようには見えます」
先輩選手にも溶け込んでいるようだ。キャンプ2日目、吉田は高卒5年目の高浜祐仁(22)、大卒3年目の森山恵佑(24)とともに、球場から宿舎まで歩いて帰った。ビーチ沿いを通り、ホテルまで徒歩で約10分。高浜が言う。
「帰り道、『泳ぎたいな』って言ったり『野手って練習きついですか』と質問してきたり。砂浜を走っている人がいたので、『金足農のときみたいに、長靴履いて砂浜走ったら、話題になるんじゃないの?』みたいな話をしたら、『それいいっすね』と。ノリもいいですよ(笑い)。性格はやんちゃな感じがします。今は先輩だからと変に気を使うより、これくらいの方がいいと思います」