日ハム輝星は“天性の人たらし” キャンプと自主トレに密着
吉田輝星は今、沖縄・国頭のリゾートホテルを拠点に、キャンプ生活を送っている。
高卒3年目捕手の郡拓也(20)と、同期の5位・柿木蓮(大阪桐蔭)との3人部屋。郡は、昨年のキャンプも高卒新人だった田中瑛斗、北浦竜次と同じ部屋だった。新人選手の“世話役”を務める郡は「こういう役割ももう慣れましたね」と、部屋での吉田の様子をこう話す。
「明るい子だなと思います。高校時代は実家通いで、集団生活は初めてでしょうけど、全く苦にしている様子はありません。キャンプ初日は僕が輝星と柿木を起こしました。普段、輝星は僕が起きたらその物音を聞いて起きますけど、柿木はなかなか起きない(笑い)。部屋では日常会話をしたり、iPadで自分の投球映像を見たり、海外ドラマの『プリズン・ブレイク』にハマってますね。シーズン5くらいはもう、突入しているんじゃないですか(笑い)。僕が寝ている間も、柿木と2人で野球のこととかいろいろ話してるみたい。熱い部分を感じますね」
郡はキャンプ2日目、吉田の初ブルペンで捕手を務めた。
「投げる前に、吉田が『もし真っスラしていたら、教えてください』と言ってきたので、実際にそうなった時は、伝えました。今のフォームが高校時代の良かったときと比べてどこが違うか、本人は分かったみたいで、『大丈夫です』と言ってました」