日ハム輝星は“天性の人たらし” キャンプと自主トレに密着
同じ寮生で大卒2年目の鈴木遼太郎(22)はこんなエピソードを明かしてくれた。
「キャンプ直前の1月末に、(吉田が)『スタバに連れて行ってください』というので、連れて行ったら、うれしそうにしていました。コーヒーに、ホイップクリームを結構入れてましたね(笑い)」
吉田は昨夏の甲子園直後に「(秋田に帰ったら)チョコバナナが食べたい」と言ったことがあるが、甘党のようだ。
助っ人投手のロドリゲスにも、片言の英語で話しかけた。ロドリゲスは、「とても明るいね。昼食時に向こうから話しかけてくれた。少しだけ英語でしゃべろうとしていたよ」と、笑顔で振り返った。アップ中に通訳を交えて、コミュニケーションする場面もあった。
■「自分の考え方を伝える能力が高い」
一方、寮生活では優等生ぶりを発揮している。新人合同自主トレ中、球団は14日間毎朝、座学講義を行った。SNSの使い方について注意喚起する指導に関して、二軍勇翔寮の本村幸雄教育ディレクター(教官)がこう言って感心していた。