巨人菅野が語る「目標20勝」の理由と“飛ばし過ぎ”への反論
「今回『18番』という背番号をもらいましたし、求められているのは勝利だと。ここ何年かは(勝利数は)他力な部分があるのかなと思ったりもしましたが、自分で、引き寄せるものだと去年確信しました。そう思える試合が、いくつもあったので。野手や周りの人たちに、『何とか菅野を勝たせたい』と思ってもらえるような言動、行動をしなきゃいけないと思っています」
■「ここ数年、悩みを抱えていた」
――宮崎での1次キャンプでは10日間で7度のブルペン入り。順調そのものに見えるが、「飛ばし過ぎ」を懸念する声もある。
「(日刊ゲンダイ11日付)『唯一の不安は投げまくりの反動』って記事、見ましたよ。でも逆にブルペンに入っていない方が、故障なのか、どこか痛いところがあるのかと疑った方がいいですよ。実は僕はここ数年、キャンプで悩みを抱えていました。最初に出はなをくじかれたなとか、投げ始めてどこか痛いな、張っているなとか。今年はそれがないんです。もちろんケガの心配は誰だってあります。誰もが慎重にならなきゃいけないけど、野球選手全員がそうだと思います」