沖縄2次キャンプで激化 G助っ人“4枠争い”に他球団ニンマリ
沖縄2次キャンプに入った巨人の外国人枠争いが激化している。
支配下登録の外国人はマシソン、クック、ヤングマン、メルセデス、アダメス、ゲレーロ、ビヤヌエバ、マルティネスの8人。一軍の外国人枠は「4」の激戦だ。原辰徳監督(60)は4枠の投手と野手の配分は「2―2」、もしくは「3―1」としている。現状はどうなのか。
まず新外国人として、昨季メジャー20本塁打を放ったビヤヌエバ、メジャー通算236試合に登板したクックは開幕一軍が濃厚。ビヤヌエバは一塁か三塁を守る。リリーフのマシソンがウイルス性疾患のため、いまだキャンプに合流できておらず、開幕は厳しい状況。そうなると、抑え候補のクックも外せない。
球団関係者が「左のエース」と呼ぶメルセデスもほぼ決まり。宮本投手総合コーチは「(先発は)菅野、山口の2人がいて、両外国人(メルセデス、ヤングマン)がいる」と当確ランプを出している。この中ではメルセデスだけが左腕という希少性も後押しする。ただし、ヤングマンは微妙な立ち位置だ。巨人キャンプを視察中のセのあるスコアラーがこう言う。