“市民ラスト”川内優輝 気になるプロ転向後の「お手当」は
3月10日号砲のびわ湖毎日マラソンの海外、国内の招待選手が19日、発表された。海外招待の目玉は、12年ロンドン五輪と13年世界陸上覇者のスティーブン・キプロティク(29=ウガンダ)だ。招待選手は、交通費と宿泊費は大会持ち。その他、実績に応じて招待料も出る。2つの金メダルを持つキプロティクの招待料は100万円は下らない。
国内招待選手の川内優輝(31)は市民ランナーとして国内のビッグレースを走るのはおそらく最後。4月からは公務員を辞めてプロに転向する。昨年は、世界の6大マラソン大会のひとつであるボストンに優勝。海外レースに招待されたら、やはり「お手当」は安くない。
暑さに弱い川内は、酷暑が予想される東京五輪の出場は頭になく、9位に終わった17年世界陸上後、日本代表からの引退を表明。今は自分のペースで数々の大会に参加している。月に2回はフルマラソンが走れる川内なら、4月からは招待料だけでいい稼ぎになるはずだ。