ボール以上に凄いのは?中日・吉見一起が見た「投手菅野」

公開日: 更新日:

「凄いと思う投手ですか?ウチで言ったら、大野雄大の真っすぐは凄いし、石川翔の真っすぐにも品がある。他球団なら、巨人菅野智之ですかね。やっぱり圧倒的に凄いですよ」

 こう言うのは、通算88勝をマークする中日のベテラン右腕・吉見一起だ。

「ストレート、変化球、それぞれボールもいいですけど、何よりマウンドでの風格があるんです。度胸があって自信を持って投げている。ふてぶてしさというか、いい意味での憎たらしさというか。そこが一番いいですね。投手にとっては大切なものですし、本当に投手らしい投手だなと思いますね。テレビを見ていても試合を見ていても、いつもそう感じますね」

 菅野との先発での直接対決は2016年以降はないが、「投げ合うことになればもちろん、負けたくないと思ってます」。

 昨オフは年俸9000万円(推定)の2年契約を結び、新たな気持ちでシーズンに臨む。

「昨年以上の貢献ができるようにしたいです。キャンプではケガをしないように、そして後悔をしないように一日一日を大事にして、野球に取り組んでいきたい。勝ち星は自分ではコントロールできませんが、投げるときはベストの投球をし、まずはしっかり試合をつくることを大事にしたいと思っています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された