初なでしこ“叩き上げ”MF松原有沙 W杯へサバイバルの勝算

「ビビることなくプレーできた」とMF松原（Ｃ）早草紀子

　Ｗ杯開幕まで約１００日となるタイミングでの起用は、かなりのリスクを要する決断だ。

「貴重な戦力になりうると期待を込めて選んだ」（高倉監督）

　新戦力である松原は、初代表としての及第点は得たが、指揮官の期待値はさらに高い設定になっているようだ。

「最後のチャンスという気持ちで挑んでます」

　並々ならぬ決意の先にＷ杯という桧舞台が見えてくるはずだ――。

（フォトジャーナリスト・早草紀子）