ビーチ代表ラモス監督直撃「粘り強さで必ずW杯出場権を」
元日本代表司令塔のラモス瑠偉監督(62)率いるビーチサッカー日本代表が、タイに乗り込んで大一番に臨む。11月にパラグアイで開幕するビーチサッカーW杯の予選を兼ねたビーチサッカー・アジア選手権(7日開幕)に参戦する。ビーチサッカーW杯のアジア枠は「3」。狭き門にチャレンジするラモス監督を現地で直撃した。
「ここ10年でアジア全体のレベルがグンとアップし、とても厳しい戦いが待っている。ひと昔前までは日本、イラン、オマーン、バーレーンくらいだった。それが今ではイラクにレバノン、中国にカタールなどが上位をうかがっている。でも選手たちは厳しいトレーニングを積み重ね、たくましくなった。今月1日にタイ・バンコクで合宿に入り、きょうまで非常に充実したトレーニングができた。いい意味での緊張感にあふれ、チームの雰囲気はサイコーです」
ラモス監督が続ける。
「ビーチサッカー代表の監督に就任するのは(2005年、09年に次いで)3回目。試合会場にいると各国の関係者から、『よく戻ってきてくれたね。また一緒にビーチサッカーを盛り上げよう』と声を掛けられる。久しぶりなので<勝たせてあげようか>になればいいよ(笑い)。なんていうことはジョ~ダン! そんなことで勝ったとしても、うれしくない。大和魂を持って、ちゃんとW杯の出場権を取ってみせるよ」