デビュー戦“マイナス評価”でも 日ハム輝星が見せた強心臓

公開日: 更新日:

「ダメなところがほとんど。たくさん課題が見つかったので、ひとつずつ潰していきたい」

 日本ハム吉田輝星(18=金足農)が19日、ヤクルトとのイースタンリーグ本拠地開幕戦に2番手で登板、2回を2安打3四球1失点の投球内容に渋い表情でこう言った。

 変化球でストライクが取れなければ、ストレートは高めに浮いたり、引っ掛けたり。制球に苦しみ、五回は1死二、三塁、六回は無死満塁のピンチを招いたものの、犠飛による1失点でしのいだ点は評価できるのではないか。

 チームを準優勝に導いた昨夏の甲子園がそうだったように、吉田はピンチになればなるほどギアが上がる。この日の最速は146キロ。「他に投げる球がなかった」と、ほとんどがストレート勝負だった。フツーの高卒ルーキーならズルズルと失点を重ねてもおかしくない状況で、吉田は踏みとどまった。要所でそれまで以上にキレのあるボールを投げ、最少失点で切り抜けた。

「前に進んでいるのはいいこと。やろうとしてることは見えた」とは視察した栗山監督だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  3. 3

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  4. 4

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 5

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  1. 6

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  2. 7

    なぜ姉妹曲「2億4千万の瞳」と売り上げで3倍もの差がついてしまったのか

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】

  4. 9

    「あの無口な少年が…」佐野海舟の下半身醜聞に母校関係者は絶句、その意外すぎる評判

  5. 10

    高石あかりって誰?→「御上先生」で知名度爆上がり 次の次の朝ドラヒロインの魅力は「アポロの歌」でも“予習”可能