ヤクルト高梨が移籍後初勝利 復活のカギは“環境の変化”

公開日: 更新日:

 日本ハムからトレード移籍してきたヤクルト高梨裕稔(27)が31日の阪神戦に先発。6回3安打1失点で初勝利を挙げた。

 2016年の新人王右腕はヤクルトに来てまず、「練習量が違う」と驚いていた。日ハムは個人練習を重視するが、ヤクルトは決められたメニューが多く、練習時間は長い。

 キャンプ中、日ハムの元同僚選手が宿舎でゆっくり食事をしている際、高梨のことを気にかけて連絡を入れると、まだ練習が終わったばかりで悲鳴を上げていたそうだ。

「高梨の武器は角度のある速球。12時の角度で投げるから横ブレがない。新人王を獲得して以降、17年7勝、18年5勝と下降線をたどったのは、速球のキレが落ちていたから。ヤクルトの強制的な練習で鍛え直せば、2ケタを勝てる力は十分にある。実際、ヤクルトではひたむきに野球に取り組んでいると聞いている」

 とは、日ハムOB。早速、移籍効果が表れたようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動