古巣・広島相手に好投 楽天・福井「トレードで良かった」

公開日: 更新日:

 古巣相手に有言実行だ。楽天福井優也(31)が25日の広島との練習試合に先発。初回のピンチを切り抜けると、3回を無失点に抑えた。オフに菊池保則とのトレードで楽天へ移籍。8年間在籍した広島を去った。早大同期である斎藤(日本ハム)、大石(西武)と3人揃ってドラフト1位で入団。1年目に8勝をマークするなど通算29勝を挙げるも、ここ2年間は8試合の登板で1勝にとどまっている。広島戦登板前、環境が変わって復活を期す右腕に話を聞いた。

 ――練習中に則本らと談笑するなど、早くもチームに溶け込んでいるように見える。

「環境が変わって、今はここまで楽しくやれていると思います。昨年は二軍キャンプ。今年は一軍キャンプに呼んでもらった。正直、トレードになって、良かったんだと思っています。僕自身、チャンスだと思っていますから」

 ―――広島ではここ2年、登板機会が減った。

「(広島は)良い投手が多い。少ないチャンスの中で結果を出せなかったのは自分自身の問題。結果を出すことにプレッシャーを感じたりもありましたけど、周りを気にすることなく、自分の力を発揮できれば、先発ローテーションに入れると思って、やっています。ただ、どこのチームでもチャンスが多いわけではないと思う。今年が最後の勝負という気持ち? 最初は新鮮な気持ちで見てもらえるかもしれませんが、長く続くとは思っていません。結果で示すしかないです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇