ホークス外野手陣“壊滅”で…不振続く内川聖一の複雑心中
2015年から昨季までキャプテンを務めていたベテラン安打製造機は昨季、“原因不明”のスランプに陥った。5月に左足打撲と右膝痛で離脱。復帰後も疲労による体調不良で休養するなど、チームに貢献できない責任を一身に背負い込んだ。もともと責任感が強く、チーム状態が自身の結果に直結するタイプ。工藤監督が今季から主将制度を廃止し、内川から4番の任を解いたのも、チームを勝たせようという意識が前面に出過ぎるベテランの負担を少しでも軽減しようとしたためでもある。
それが、このチーム状態では気負うなという方がムリ。ケガ人続出で厳しくなるマーク、膨らむ責任感。内川にとってもマイナス材料が揃ってしまった。