浮上するラミレス休養説…DeNA最下位は監督だけが悪いのか
気の早いファンやマスコミは、2009年と重ね合わせているという。
今季、14勝24敗の借金10(5月15日現在)で最下位に低迷するDeNA。10年前の5月18日には、今と全く同じ成績で当時の大矢明彦監督が途中休養した。さる球界関係者がこう言う。
「南場オーナーは先日、フロントに向けて『適切な対応を』と言った。このまま低迷が続き、ハマスタへの客足に影響するとフロントが判断すれば、ラミレス監督の休養もありうる。その場合、青山ヘッドか万永二軍監督、さらにはファン人気の高い三浦投手コーチが代行監督を務めるでしょう」
■編成の失敗
たしかに、ラミレス監督の采配を「独善的だ」と批判するファンもいる。しかし、さるベイスターズOBは、「チーム内にはラミレス監督に同情するムキもある。独善的なのは今に始まったことじゃないし、それでも17年には日本シリーズに進出している。それより問題なのは、フロントの編成力です」と、こう続ける。