浮上するラミレス休養説…DeNA最下位は監督だけが悪いのか
「昨季は3年ぶりにBクラスの4位に転落したが、ロペスら既存の5助っ人が残留。新戦力は巨人を戦力外になった中井と、BC富山の古村、さらに開幕直前に楽天とのトレードで浜矢を獲得しただけ。3連覇中の広島は別として、巨人、阪神は新監督を迎えて大型補強した。ヤクルト、中日もそれなりに動いた。DeNAは現有戦力に頼り過ぎた面は否めません」
昨季新人王の東が左肘の違和感で出遅れ、開幕からセットアッパーのパットンが不振。三上も故障離脱した。野手も筒香を除いて宮崎、ロペス、ソトが軒並み低調だ。
「DeNAは日本ハムなどと同様、大型補強に頼らず、育成とドラフトを軸としたチームづくりを進めているが、中堅選手の桑原や戸柱らに加え、若手投手も飯塚、京山が伸び悩んでいる。今の二軍に一軍のレギュラーを脅かすような選手はいない。近年は救援陣に頼りきりだっただけに、先発投手を補強しておくべきでした」(チーム関係者)
「大企業病」になっているという声もある。選手平均年俸は新規参入した12年から6年連続で最下位だったが、今季の年俸総額は30億円程度まで膨らんでいる。