急きょ先発回避…日ハム吉田輝星の気になる“お腹トラブル”
「何があったの!?」
試合開始直前、球場内が騒然となった。17日、DeNAとの二軍戦に先発予定だった日本ハムのドラフト1位・吉田輝星(18)が急きょ、体調不良で登板を回避したのだ。
吉田はこの日、試合前練習には参加したものの、アップの段階で体調の異変を訴え、練習を中断。試合中に横須賀から鎌ケ谷の二軍施設へ向かった。試合後、球団トレーナーは倦怠感があり、中腹部(おなか)膨満感が出たと説明した。
腹部膨満感は一般的におなかが張って苦しくなる状態で、消化管にガスがたまったり、胃の運動機能が低下した際に起きる。医療関係者は「食べ過ぎ、飲み過ぎ、呑気症(大量に空気をのみ込む状態)、便秘、ストレスが原因であることが多い。腸閉塞、急性胃腸炎などの病気が潜んでいるケースもある」と言う。救急病院に直行するような状態ではなく、18日に病院で診察を受ける予定。
おなかのトラブルといえば、昨年のドラ1である清宮幸太郎(19)がキャンプ中に急性胃腸炎、3月には限局性腹膜炎になっている。吉田は6月にも一軍デビューするとみられていただけに、2年続けてのドラ1の病気リタイアは避けたいところだが……。