急きょ先発回避…日ハム吉田輝星の気になる“お腹トラブル”

公開日: 更新日:

「何があったの!?」

 試合開始直前、球場内が騒然となった。17日、DeNAとの二軍戦に先発予定だった日本ハムドラフト1位・吉田輝星(18)が急きょ、体調不良で登板を回避したのだ。

 吉田はこの日、試合前練習には参加したものの、アップの段階で体調の異変を訴え、練習を中断。試合中に横須賀から鎌ケ谷の二軍施設へ向かった。試合後、球団トレーナーは倦怠感があり、中腹部(おなか)膨満感が出たと説明した。

 腹部膨満感は一般的におなかが張って苦しくなる状態で、消化管にガスがたまったり、胃の運動機能が低下した際に起きる。医療関係者は「食べ過ぎ、飲み過ぎ、呑気症(大量に空気をのみ込む状態)、便秘、ストレスが原因であることが多い。腸閉塞、急性胃腸炎などの病気が潜んでいるケースもある」と言う。救急病院に直行するような状態ではなく、18日に病院で診察を受ける予定。

 おなかのトラブルといえば、昨年のドラ1である清宮幸太郎(19)がキャンプ中に急性胃腸炎、3月には限局性腹膜炎になっている。吉田は6月にも一軍デビューするとみられていただけに、2年続けてのドラ1の病気リタイアは避けたいところだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動