評価は急落…大船渡・佐々木“一球も投げず初戦敗退”の波紋

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 大船渡の佐々木朗希(3年)が18日に行われた春季大会の釜石戦で一球も投げずに初戦敗退したことで、プロ球界に波紋が広がっている。

 佐々木は4番・右翼でスタメン出場したものの、投球練習すらしなかった。複数のプロのスカウトによると、4月のU18合宿の紅白戦で163キロをマークした後、何らかの異変が起きている可能性があるという。西日本の球団のスカウトがこう言う。

「練習試合などで140キロ程度に力を抑えて投げている姿は、肩肘をかばっているようには見えなかったが、国保監督は登板に関して佐々木の意向を尊重していると聞く。国保監督は佐々木のワンマンチームにしたくないと言うが、佐々木個人の体の状態についてはハッキリしないことが多く、疑念も生じている。大きなケガをしていれば、野手としても起用しないにせよ、投げさせたくても投げられない状態だったのではないか。肩肘の違和感など、何かしらの懸案事項を抱えている可能性は否定できません」

■可能性に半信半疑

 佐々木は地区予選を含めた春季大会でいつ登板するのか、スカウトも把握できない状態だった。前出のスカウトは、「戦略面を考慮しても、佐々木のプロ入り後の可能性について、半信半疑になっている部分もある」と、こう続けた。

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