U-20W杯2大会連続出場 FW田川の覚醒が日本の命運を握る
ポーランドで開催中のU-20W杯で活躍が期待されていたFW田川亨介(FC東京)は、23日の初戦エクアドル戦でオウンゴール献上という最悪のスタートを強いられながら、26日の第2戦メキシコ戦では1得点1アシスト。短期間で凄まじい巻き返しを見せた。16強入りした2017年U-20W杯韓国大会経験者の覚醒が、若き日本の躍進には必要不可欠である。
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自国開催だった79年大会を皮切りに日本は過去9回のU-20W杯出場を誇っているが、2大会連続で参戦したのはGK南雄太(横浜FC)、FW平山相太(引退=FC東京など)、そして田川の3人だけである。
南は99年ナイジェリア大会準優勝メンバーの1人。平山は03年UAE大会、05年オランダ大会で計3点をマーク。年代別代表では重要な役割を担ったが、2人ともA代表には定着できなかった。
田川が先輩を超えるインパクトを残して近い将来、A代表で飛躍することが求められている。
「U-20W杯の独特の雰囲気は分かっている。自分がチームを引っ張りたい」と本人も大会前から闘志を燃やしていた。