全仏OP日没順延 錦織が4大大会で勝てない“データと根拠”
ローランギャロスの壁に阻まれて仕切り直しである。
2日の全仏オープン4回戦で、世界ランキング7位の錦織圭(29)が、同38位のブノワ・ペール(30=フランス)と対戦。セットカウント1―1で迎えた第3セットを6―2で奪いリードしたが、日没サスペンデッドとなった。大会会場である「ローランギャロス」はナイター設備がないため、試合は3日に順延となり、第2コートの第2試合に組み込まれた。
4大大会制覇が目標の錦織に関して、興味深いデータがある。
選手が4大大会を制覇するまでに要した4大大会の出場回数のことだ。
■全仏Vなら37大会目
それによると最も長くかかったのが2001年の全英を制したイワニセビッチ(クロアチア)の48大会目。これに続くのは14年の全豪を勝ったワウリンカ(スイス)の36大会目。1998年の全豪を制したコルダ(チェコ)の34大会目、14年の全米を勝ったチリッチ(クロアチア)の29大会目、12年の全米を制したマリー(イギリス)の28大会目と続く。