同窓対決に圧勝 大谷が誓っていた“高1で雄星超え”の対抗心
菊池とはプロ野球で2度対戦。ルーキーだった13年は2打数2三振だったが、17年は3打数2安打と計5打数2安打だった。
3回目の対戦となった日本時間昨9日は、FOXやESPNをはじめとする全米のメディアが注目。大谷は菊池に3者連続本塁打となる6号ソロを含む2安打を浴びせて勝利に貢献。同郷で同窓の菊池に対して分がいいのは、根底に先輩に追い付け追い越せという強い気持ちがあればこそか。
「この舞台で対戦できたのはすごく大きい。特別なものがあるし、楽しみだった」とは試合後の大谷。本塁打を打ってベンチに戻った際につくった両腕の派手なガッツポーズに、背中を追った先輩を仕留めた充実感が表れている。
手元にあるホームランボールは、お互いの恩師である花巻東の佐々木監督に送るというが、してやったりの心境に違いない。
その大谷は9日(日本時間10日)のマリナーズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。元西武で先発左腕のルブランに六回の第3打席まで連続三振に倒れるなど、4打数無安打だった。
1試合3三振は5月29日のアスレチックス戦以来、今季3度目。