ラグビーW杯まで100日 日本の8強入りは闘将の下半身次第
実戦復帰は早ければ、7月27日に開幕するパシフィック・ネーションズカップの米国戦(8月10日=フィジー)が見込まれる。
経験豊富で、ピッチではヘッドコーチ(HC)的な役割を担う闘将は言うまでもなく、日本代表の攻守の要。世紀の番狂わせを演じた前回大会(15年)では、南アフリカ戦の後半40分過ぎに相手ゴール前でペナルティーを得た際、エディー・ジョーンズHCのキックの指示を無視して、スクラムを選択。逆転のトライにつなげたのは有名な話だ。
リーチと同じFLには布巻峻介(26)、豪州出身のラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(23)らの若手も代表候補に名を連ねているものの、闘将の経験値には、はるかに及ばない。史上初の8強入りはリーチの下半身次第だ。