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片野寛理サッカー選手

1982年生まれ、千葉県船橋市出身。DF。順天堂大サッカー部からJFLの栃木、佐川印刷を経てJ3北九州。2011年からタイを拠点にオソサパ、香港・流浪足球会などを渡り歩き、今季はシーサケットFCでプレー。日本語・英語・タイ語を操る。

自分の足で稼いで世界観を深めることが時代を生き抜くコツ

公開日: 更新日:

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 世界のサッカーシーンを見ると、どの国でも多くのブラジル人選手が活躍している。

 なぜ彼らはどこでも活躍できるのか考えてみた時、環境への適応能力の高さだろうというのが持論だ。日本的に言うならば<郷に入っては郷に従え>ということになる。

 片野の話を聞いていると、その<ことわざ>を生き抜くための<戦術>として体現してきたと感じる。ブラジル人のようにである。移り行く時代を生きていく術を彼から学んだ気がする。

(取材・文=佐々木裕介)

▽ささき・ゆうすけ 1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。

【連載】先駆者が語る タイサッカーの内幕

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