G菅野完封で8勝目 原監督から入る“20勝ノルマ”の鬼のムチ

公開日: 更新日:

「これまであまり勝利数を目標にすることはなかったけど、今回『18番』という背番号をもらい、求められているのは勝利。ここ何年かは(勝利数は)他力な部分があるのかなと思ったけど、自分で引き寄せるものだと去年、確信したんです」

 そう思える試合がいくつもあったという。だから、「野手や周りの人たちに、『何とか菅野を勝たせたい』と思ってもらえるような言動をしなきゃいけないと思っています」とも語っていた。

 今年は野手陣がこれまでの恩返しをする年なのかもしれない。ただ、「20勝」の意味はそれだけではない。菅野はこう話していた。

「原監督に『ジャイアンツのエースとして勝ち星にこだわって欲しい』と言われました。僕がこだわっている防御率、イニング数ももちろん大事。でも、監督が求めているもの、目指す野球に応えるのが選手ですから」

 具体的な数字を言われなくても「勝ち星にこだわれ」は指揮官命令。「20勝」はいわば、原監督のノルマといっていいようなものなのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ