連敗中、緒方監督は選手や打順を替えるテコ入れを繰り返している。それが裏目に出ているのか。
雄平もこう言う。
「確かに、盗塁は少なかった(ヤクルト戦での広島の盗塁数は5月は5試合で7、7月は3試合でゼロ)。いつもはかき乱された流れの中でバババっとやられることが多かったけど、この前は『普通に勝負できている』という感じ。弱くなったわけじゃないし、うちのような大敗は少ない。強いことに変わりないから、今だけだと思います」
ヤクルトの16連敗はセ・リーグワーストタイ記録。連敗のつらさは痛いほど分かるに違いない。