DeNA「2番・筒香」がハマった本当の理由 打撃コーチ明かす
DeNAの「2番・筒香」が当たっている。
球宴明けの15日から4番を外れた主砲は、新たな打順でここ7試合連続安打中。チームも後半戦に入って5勝2敗で2位をキープしている。ラミレス監督の選手起用が奏功している格好だ。不調だった筒香を、ラミレス監督は「4番の重責もあったと思う」と察したが、結果が出ているのは本当に「2番だから」なのか。
田代打撃コーチに聞くと、「というよりも、アイツの場合はポイントになるのは(打撃)フォームだね」と言ってこう続ける。
「オールスター前の神宮(ヤクルト戦)の2試合目(9日)だったかな。打撃フォームを少し変えていたんだよ。試合中に『良くなったな』と声をかけたら、『そうなんです。こういうふうに少し変えてみたらいい感じで……』という話だった。それまでもいろいろ試していたみたいで、しっくりきたんだと思う。タイミングの取り方が良くなってから、自信を持って見逃せているし、早いカウントから積極的にいけるようになった。それまではボールの見方も悪くて、きちんとタイミングが取れていなかった。きっかけをつかんだから、今は状態良く打席に入れているんだと思う」