打順変更の効果は? DeNA筒香に「プロ初2番」の本音聞いた
15日、DeNAの筒香嘉智(27)が4番から姿を消した。代わりに座ったのは2番。プロ10年目にして初の打順だ。
“デビュー戦”の結果は3打数1安打1打点2四球。三回、1死満塁の場面で押し出し四球を選ぶなど、一定の結果に結びつき、試合後のラミレス監督は「3回出塁したし、(3番の)ソトも出塁できたのでよかった」とご満悦だった。
指揮官は、主砲の2番起用の理由に得点圏打率の低さ(前半戦終了時点で.234)を挙げ、「それに比べて出塁率は高い。彼のモチベーションを上げるためにも打順を変えようと思っている」と語っていた。
果たして打順変更による効果はあったのか。試合後、筒香本人に聞くと、こんな答えが返ってきた。
「モチベーションは正直、いつもと変わらないです。2番でも4番でも、打席ではいつも通りの感覚でできました。相手の攻め方(の違い)はまだ1試合しかやっていないので、正直分からないですね」
ラミレス監督は「4番の重責もあったと思う。(2番なら)リラックスして入れる」とも話していたが……。