“海外ツアー慣れしていない”シティが露呈した残念な一面
来日前に訪れていた中国では「金のことしか考えていない傲慢な態度」と地元メディアに揶揄されてしまったシティズンズ(シティの愛称)。ペップは「我々は対応していた。どうしてそう言われるのか、分からない」と主張したが、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードとは違って“海外ツアー慣れしていない”クラブが招いた残念な側面も垣間見られたと理解したい。
■今はビジネスがスポーツに勝ってしまっている
あのイビチャ・オシムが残したコメントを目にした。同感である。しかし、このご時世にマネーを切り離して考えるのは極めて難しい。選手たちは大変だろうが、上手に付き合っていくのみだ。
ファンだって指をくわえている場合ではない。置かれている状況を公平とみるか、それとも不公平とみるか、それで未来は変わってくる。筆者のように地位や名誉とは程遠い凡人でも今回のように<恩恵>は、意外と近くに転がっていることだってあるものだ。
よく周りを眺めてみて欲しい。特権を有した友人がいるのに“気が付いていないだけ”かも知れない。最初から当たるはずがないと諦めないでスポンサーが募集するキャンペーンに応募してみるのも良いだろう。
それもこれも己の行動次第である。人生はトライ・アンド・エラーを繰り返すことで意外と潮目が変わるものなのだ。