日本代表3つの不安抱え韓国へ U18野球W杯開幕直前“裏情報”
■自ら「ちょっと不安」
また、佐々木とのダブルエースとして期待される奥川恭伸(星稜)はこの合宿中、投球練習を一度も行わず、ぶっつけで本番に臨む。夏の甲子園で決勝まで戦った心身の疲労を考慮してのことだ。
この日の奥川は、佐々木とともにおよそ10分間、平川コーチと3者面談を行った。高校での練習法に関するヒアリングに加え、渡韓後の調整についても話し合いがもたれた。合宿中、体重管理に気をつけていたという奥川は「だいぶ疲れは取れてきた。壮行試合では刺激を受けた。早く投げたい気持ちもあるが、焦らずゆっくりやりたい」と話した。22日の甲子園決勝戦以降、ノースローが続いていることについては、「大丈夫です」と話したものの、数秒後に自ら「……いや、ちょっと不安です」と言い直し、こう打ち明けた。
「体を戻すのに結構時間がかかるので、そこは少し不安ですけど、甲子園大会に入るときも数日間、(ノースローで)やってきたので、やるしかないかなと思います」
セ球団スカウトが言う。