打撃は下降線…DeNA筒香メジャー挑戦で付く値段と予想序列
本人がメジャー挑戦を望み、所属球団もポスティングシステム(入札制度)による移籍にゴーサインを出した。これによってメジャーにつながるレールが敷かれたのは確かだが、終着点がバラ色とは限らない。DeNAの主砲・筒香嘉智外野手(27)のことだ。
「メジャー契約を勝ち取れるかどうか、微妙なところでしょう」と、ア・リーグ西海岸のスカウトはこう言った。
「44本塁打、110打点で2冠を獲得した16年のオフ、メジャーサイドの動きが活発になったのは事実です。筒香と親しい人物と会い、本気で獲得を目指す球団も中にはあった。けれども、それ以降は28本、38本、29本と長距離砲としては物足りない成績が続き、16年当時、熱心に追いかけていた球団も、さすがに見切りをつけたと聞きました。なにしろ、左翼守備がヒドいうえに、脚力もない。よほど打たない限り需要は期待できないのに、16年以降は打撃が下降線ですから」
スポーツライターの友成那智氏は「李大浩がソフトバンクからメジャー挑戦したケースとダブる」と言う。