アマ古江に逆転負け…三ケ島かなに“堀琴音の二の舞”懸念
【富士通レディース】最終日
二の舞いを心配する声がある。
首位と1打差の2位発進の古江彩佳(19)が67で回り通算17アンダーまでスコアを伸ばし、逆転で国内史上7人目のアマチュア優勝を果たした。2打差の2位タイに稲見萌寧(20)と三ケ島かな(23)が入った。
ツアー未勝利の三ケ島の最終日単独首位は、昨年10月の三菱電機レディス以来2度目(最終組は4度目)だった。
プロ入り同期(90期生)の稲見、大里桃子、渋野日向子、河本結、原英莉花たちはいずれもツアーVを経験しているが、三ケ島は勝てそうで勝てず、今大会はアマチュアに逆転負けを喫した。
それで思い出すのは2016年の日本女子オープンでアマチュアだった畑岡奈紗(20)に惜敗した堀琴音(23)だ。同年の堀の獲得賞金は自身最高の7052万6006円(11位)。
それまでに何度も最終組でプレーしながら優勝に届かず、女子オープンでアマの畑岡に1打差で負けてから成績は急降下。昨年は約305万円(114位)しか稼げずシード落ち。今季は9試合で予選通過は1度だけ。もがき苦しんでいる。
「(アマチュアに負けたことが)一番悔しい」と言った三ケ島は大丈夫か……。