G山口ポスティング決定も評価辛口 年俸1000万円の可能性も

公開日: 更新日:

「アジア担当スカウトに聞くと、彼は以前からメンタルに問題があるのか、右打者の内角へはあまり投げず、外角に変化球を多投する傾向があるそうだ。平均145キロ前後のストレートで外角中心の配球をしても、メジャーリーガーは腕が長いので、バットが届く。球威やキレが非常に優れている投手ならまだしも、おそらく少しでも甘く入ればスタンドに持っていかれるだろう。かといって、フォークを多投するとなると、日本より縫い目が高いボールを使用し、日本より硬いマウンドで投げるので、肩や肘への負担が増す。来季で33歳という年齢を考えると、故障のリスクも高まる。先発投手としては、同じアジア地区でも韓国人左腕の金廣鉉(SK)の方が評価は高い。ヤマグチは中継ぎでなら使えるかもしれない」

 スプリット契約の場合、マイナーの招待選手としてスプリングトレーニングに参加、メジャー昇格を目指すことになる。前出の西海岸の編成担当はこう話す。

「契約は1年。メジャーへ昇格した時点で年俸は150万~200万ドル(1・6億~2・1億円)程度になるのが相場です。活躍すれば、2年目以降にアメリカンドリームを掴む可能性はあるが、メジャー昇格できなければ、年俸は10万ドル(1080万円)強しか手にすることはできません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動