著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

就任後のタイは5勝2敗4分け 西野朗監督の2019年を採点する

公開日: 更新日:

 戦術や選手起用なんぞ、筆者には大した問題には感じない。ただ一点、西野は自ら選んだ選手達に『刺激を与えられているかどうか』が気になるだけだ。タイを飛び出し、別次元のフットボールに触れる選手が存在する今日、手法はどうであれ、彼らに新鮮さを与えられているのか。私はそこだけが気がかりでならない。

 総じてみると及第点までは遠く及ばない。2019年のタイ代表監督通知表を100点満点で例えるならば、50点が妥当なところだろう。

 1月に迫ったAFC・U-23アジア選手権。タイにとってはホスト開催となる大会だ。そこにはトウキョウ2020への切符が掛かっている。

 1996年アトランタオリンピックに、日本代表を28年ぶりの出場へ導いた伝説的指揮官へ想いを馳せるタイ国民の気持ちは分かる。U-23タイ代表がグループステージを勝ち抜いてベスト4まで勝ち上がった時、筆者はその監督通知表に30点を上乗せしたくなるだろうが、果たして結果や如何に?

(文中敬称略)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭