南野“相場の半額以下”でリバプール入り 年明け早々正念場
英プレミアの名門リバプールへの移籍が決まった日本代表FW南野拓実(24)の評判が、英国内ですこぶる良好である。
欧州屈指の破壊力を誇るエジプト代表FWサラー、ブラジル代表FWフィルミーノ、セネガル代表FWマネの強力3トップの代役が務まる――と断定調で報じる英メディアも少なくない。
リバプールOBのコメントも好意的なものが目立つ。
元イングランド代表FWクラウチは、地元紙に「彼はアグレッシブでスピーディーなスタイルでプレーするだろう。プレミアリーグに歓迎された補強だった。移籍金は725万ポンド(10億4100万円)。お買い得だと思っている」とコメント。ちなみにリバプール移籍が決まる前、南野の移籍金相場は2000万ポンド(28億6000万円)ともっぱら。
リバプールは<相場の半額>以下で買い叩くことができたというワケだ。
「南野が2015年の1月、C大阪から前所属ザルツブルクに引き抜かれたとき、移籍金は1億円前後に過ぎなかった。それが在籍5年で10倍になったわけだし、ザルツブルクとしも万々歳の移籍となった。世界の金満クラブランキングでトップ20以内のリバプールほどのビッグクラブになると、10億円前後の移籍金なんて、たとえ南野が使いモノにならなくて金をドブに捨てることになっても、まったく痛くもかゆくもない」(サッカー関係者)