八村は復帰初戦で2ケタG 2人の同僚が若手球宴MVPを後押し
鼠径部を痛めて戦列を離れていた米プロバスケットボールNBAウィザーズ・八村塁(21)が3日(日本時間4日)のウォリアーズ戦で復帰。26分間プレーし、11得点、8リバウンド。約1カ月半ぶりの実戦で、いきなり2ケタ得点をマークした。
上々のパフォーマンスを発揮した八村は「段階を踏んでトレーニングしてきたので、(スタミナは)全然大丈夫だった」と復調をアピールした。
前半戦は残すところ4試合。八村はオールスター(16日=シカゴ)イベントの一環として行われる入団1、2年目の球宴「ライジング・スターズ」(14日)に、世界選抜の一員として出場する。復帰したばかりとはいえ、八村は若手の球宴のMVP候補に浮上している。
ここに来て、昨季の新人王で今季のMVP候補、マーベリックスのドンチッチ(20=スロベニア)が、右足首を捻挫。復帰までに約2週間を要すうえ、オールスターにも選ばれているため、ライジング・スターズへの出場は微妙な状況だ。今季、平均28・8得点をマークしているスロベニア人選手に代わって、八村が世界選抜の得点源になる可能性もある。