初三塁のレイズ筒香 フィールディングより求められる頭脳
各球団とも極端な守備シフトを用い、左の強打者の際は三塁手を二遊間に配置するのは珍しい光景ではなくなった。守備シフトの元祖であるレイズも同様の陣形を敷いているが、他球団以上にそのシフトはきめ細かいという。
チーム内では、相手打者の左右や走者の有無などに応じて内野手の守備位置が事細かく決められており、シフト数は数十種類に及ぶといわれる。
筒香は内野が本職でないうえに、レギュラーシーズンで三塁を守る機会は少ないとはいえ、シフトはすべて頭に叩き込む必要がある。しばらくはバットに加えてアタマもフルに回転させなければならない。