レッズ秋山は実力発揮しエ軍大谷は不発…日本人対決の明暗
日本人選手同士による直接対決は明暗が分かれた。25日(日本時間26日)のオープン戦(アリゾナ州テンピ)で、大谷翔平(25)のエンゼルスと、秋山翔吾(31)のレッズが対戦。秋山は3打数1安打と結果を残したが、オープン戦初出場の大谷は2打数無安打、1死球に終わった。
「4番・DH」で打席に立った大谷。一回1死一、二塁の好機に、相手先発右腕のデレオンに簡単に2ストライクと追い込まれると、肘当ての上部付近への死球。一昨年10月に右肘靱帯を再建するトミー・ジョン手術を受けた箇所だけにヒヤッとしたが、何事もなかったように一塁に歩いた。仕切り直しで迎えた二回は2死一塁から2番手右腕リリーに対し、カウント1―2からの外角低めにバットは空を切り、三振。四回には右腕レイエスの変化球をひっかけて二ゴロに倒れた。
一方の秋山は「1番・左翼」でスタメンに名を連ね、三回の第2打席で左腕スアレスの低めの変化球を捉えて投手のグラブをはじく遊撃への内野安打を放った。この日は3人の投手に計14球を投げさせるなど、求められるリードオフマンとしての役割もこなしながら、オープン戦2戦連続安打と、定位置取りをアピールした。