高梨沙羅が偉業達成! W杯最多57勝更新&100度目の表彰台
女子のエースが偉業を成し遂げた。
ノルディックスキーW杯ジャンプ女子は9日(日本時間10日)、リレハンメルで個人第15戦を行い、高梨沙羅(23)が今季初優勝。女子では史上初のW杯個人通算100度目の表彰台に立った。
高梨は1回目に120・5メートル、2回目は127・5メートルを飛んで合計296・9ポイントをマーク。2018年平昌五輪金メダリストのマーレン・ルンビ(25=ノルウェー)を抑えて、男女通じて最多の57勝目を挙げ、大台に到達した。最多表彰台は男子のヤンネ・アホネン(フィンランド)の108度で、高梨は男女合わせて史上2人目の偉業。日本男子の最多が葛西紀明の63度だから、高梨はまさに独り勝ちだ。
高梨は11年12月のノルウェー大会でW杯デビュー。当時15歳だった。翌12年1月8日の独ヒンターツァルテン大会で2位に入り、初めての表彰台に立った。