全日とWWEが合体? プロレス界再編加速で黄金期復活に期待

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 今年1月、プロレス団体のひとつ、「プロレスリング・ノア」(ノア・グローバルエンタテインメント運営)がサイバーエージェントに買収された。サイバーエージェントではすでに、2017年に「DDTプロレスリング」を傘下に収めているため、ノアの買収で同社関連会社のAbemaTVのプロレスコンテンツの強化に弾みがついた。

 そして、ここにきて新たな業界再編の動きが起こった。新日本プロレスと並ぶメジャー団体、全日本プロレスが所属の秋山準選手による世界最大のプロレス団体WWE視察(5月)によって、WWEとの“電撃合体”が噂されている。WWEはニューヨーク証券取引所に上場。18年の売上高は日本円でおよそ1000億円の優良エンターテインメント企業だ。こうした再編の動きが活発になっている背景には“プロレス不況”があったという。

「ゴールデンタイムでテレビ放映された80年代に黄金期を迎えましたが、90年代後半から2000年代にかけて、K-1や総合格闘技に人気が押されていました。各団体オーナー企業が転々としたものの、スター選手の交代など時代が移り変わるなかどこもプロレスというコンテンツを生かし切れず、興行成績は振るわず赤字経営でした」(プロレスに詳しいライター)

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