内紛勃発か? 組織委理事が東京五輪「2年延期」発言の衝撃

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 高橋理事は組織委の森喜朗会長に電話で謝罪。「口が滑った」などと釈明したが、共同通信の電話取材に対しては、今月末の組織委理事会で延期の検討を提起する考えを示したという。

 一体、組織委の中で何が起きているのか。

「高橋理事は自身の影響力を分かっていて発言したはずです。彼は、日本における国際スポーツビジネスの第一人者ですからね。『口を滑らした』とは思えません。世界中にコロナ感染が拡大する中、組織委が本当に中止や延期を検討していないと思われたらマズイので、森会長に代わって延期をほのめかしたのではないでしょうか」(前出の関係者)

 高橋理事が世間の反応を見るために観測気球を上げたとの見方だ。その一方、別の関係者はこう指摘する。

「今回の高橋理事の発言は、『中止はまったく検討していない』と明言している森会長の立場と真逆です。組織委が一枚岩ではないことの裏返しでしょう」

 組織委で内紛が勃発している可能性があるとの見解だ。

■「注意されているので話せない」と塩対応

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