内紛勃発か? 組織委理事が東京五輪「2年延期」発言の衝撃

公開日: 更新日:

「2年延期」発言の真意を確かめるため、高橋理事を電話で直撃すると、塩対応ながらも次のように応じた。

「私見を述べないでと注意されているので、これ以上はお話しできません。誰に注意されたかなんて言ったら、記事にするでしょ。(記事の発言は)あくまでも個人的な見解です。立場上、話せないので、終わり! 勘弁してください」

 ただでさえ、国内外のスポーツイベントが中止や延期に追い込まれている状況である。単なる私見として捨て置くのはムリだ。スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏がこう言う。

「最悪の事態を想定しているとの表明でしょう。中止や延期を検討していないという姿勢を貫いている場合ではないという危機感があるのではないか。今後、開催延期を巡る動きがIOCや組織委の中で本格化すると思います」

 振り回されるアスリートが気の毒で仕方ない。

【動画】谷口源太郎氏 東京大会で“五輪は不要”の声が広がればいい
【写真ギャラリー】
国立競技場オープニングイベントに6万人の観客

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース