巨人助っ人には中南米勢多数 コロナ恐怖で帰国の可能性は

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 ドミニカ勢といっても、境遇は同じではない。育成から支配下登録されたばかりのモタ、ディプランは日本で稼ぐために必死だろうが、デラロサは年俸1億3200万円、新助っ人のサンチェスは同3億4000万円の高給取り。ハングリーとは言い難い助っ人も混在しているのだ。

 さらに同1億6500万円のパーラは南米ベネズエラ出身。同国の感染者は全土で100人そこそこ。周辺諸国に比べれば安全といえる。母国へ帰りたくなっても不思議ではない。

 巨人は2011年の東日本大震災直後にバニスターという新外国人投手が無断で米国に帰国。そのまま戻ってこなかったため、チームが混乱したことがある。こんな時こそ、助っ人のメンタルケアと動向には注意が必要である。

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