選手混乱…12球団・NPB・コミッショナーのコロナ無為無策

公開日: 更新日:

「開幕に向けてどうベストに持っていったらいいか。悩ましいですね……」

 選手からは、こんな声が続出している。

 コロナウイルス禍によって開幕が無期限延期状態になっているプロ野球。7日、政府が緊急事態宣言を発令したことで一層、選手は調整が難しくなった。パ球団の中堅選手が言う。

「今は、オフの自主トレ期間と同じようなもの。開幕できるのかという不安に加え、球団の練習施設で自主練習したいと思っても、チームが活動休止なら使えない。球団ごとに活動方針が違い、練習量に違いも出始めている。とくに阪神なんてコロナ感染者が出たことで、寮生が寮からの一時退去に追い込まれましたからね」

 これまで3度も開幕を延期したことで、具体的な開幕日の設定は困難になった。コロナ問題は先を見通すことが難しいとはいっても、選手が混乱に陥った一因は、NPBやコミッショナー、12球団の無為無策にあるのではないか。

■「大したことない」と呆れた発言

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造