著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

マニー・ラミレスは48歳で復帰?往生際が悪い野球選手たち

公開日: 更新日:

■大谷の出現に刺激

 元有名選手の中には、現実離れした妄想に取りつかれて現役復帰を目指す者もいる。ホセ・バティスタはブルージェイズで活躍した本塁打王2度の長距離砲で、2018年を最後にユニホームを脱いだ。しかし、大谷翔平の出現に刺激され、今年3月に打者と投手を兼任する二刀流選手として現役復帰すると宣言。それがメディアから失笑を買ったため、数日後に投手をやる夢は断念したと発言を訂正した。

 MLBのシーズン最多セーブ記録(62セーブ)を持つフランシスコ・ロドリゲスも2017年5月を最後にメジャーの舞台から姿を消した後、独立リーグとメキシカンリーグで投げている。道楽で投げているせいか、球威がどんどん落ち、制球難がさらにひどくなった。

 日本でプレー経験のある元大リーガーでは、今年44歳になる元阪神のルー・フォードが独立リーグのチームを渡り歩きながらマイペースで現役生活を続行。2016年にヤクルトで投げたカイル・デービスは、その年限りでユニホームを脱いだが、1年のブランクを経て18年に独立リーグで復帰し、現在もマイペースで投げている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  2. 2

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    二宮和也「七五三」隠し撮りに激怒の覚悟…入学式や運動会にも厳しい視線、あの俳優夫婦も警告の過去

  5. 5

    旧ジャニーズ“復活”で女帝復権か…米国でスルー状態のTravis Japanを日本メディアが一斉ヨイショの裏

  1. 6

    あの大谷翔平が苦々しい顔でインタビュー拒絶…フジテレビと“愛車無断公開犯”元木大介氏の先輩づらに嫌悪

  2. 7

    岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

  3. 8

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 9

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  5. 10

    グリズリーズ河村勇輝に試練!ルーキーが直面する超過酷な伝統「雑用係」衝撃の中身