丸が引き金に? ハイペース巨人に“ケガ人クラスター”懸念

公開日: 更新日:

巨人の練習の進み具合が12球団で一番早いんじゃないか。だってもう実戦練習をやっているんでしょ?」

 あるセ球団の関係者がこうつぶやいた。確かに、やっと今月8日から球団施設を使用した自主練習を再開した楽天などに比べれば、巨人は格段に早いかもしれない。

 巨人は緊急事態宣言が発令された4月から、ジャイアンツ球場での個人練習を継続している。11日からは本拠地・東京ドームも拠点に加え、ユニホームを着用して練習を行っている。すでに2勤1休から3勤1休にペースを上げ、16日には田口らの開幕ローテーション候補が、打席に立った打者を相手に投球練習を行った。いつ実戦に入ってもいいよう、着々と準備は整いつつある。

 そんな中、主力に故障者が発生した。丸佳浩(31)が右足親指を痛めたため、18日からリハビリ組に合流することになったのだ。数日前の練習で故障し、その後も違和感が消えないためだという。軽傷で開幕は間に合うと球団は強調するが、巨人OBで評論家の高橋善正氏は「今年は故障者が続出するシーズンになる可能性が高い。注意が必要です」とこう指摘する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…