大坂、錦織ら米人種差別に抗議 五輪出場中の掲示は厳罰も
全世界が注目する五輪は、米国内にはびこる人種差別を知らしめる絶好の機会。バスケのドリームチームを筆頭に、米国でメダル獲得を有力視されるのは大半が黒人選手だ。NBA選手らが五輪本番で何らかのアクションを起こす可能性がある。
IOC(国際オリンピック委員会)の選手委員会は今年1月、競技会場や選手村で政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁じた五輪憲章第50条の指針を発表。国歌斉唱の際、人種差別に意を唱える膝つき行為、政治的なメッセージの掲示やジェスチャーも禁じた。違反者には大会からの追放など厳罰が下される。
五輪に出場しない大谷はともかく、メダル獲得が期待される大坂、錦織はプレーに集中した方がよさそうだ。