八村と大谷に明暗 NBAがすんなりシーズン再開できる謎解き

公開日: 更新日:

 米メディアの試算によれば、東西8チームずつが進出するプレーオフが中止になった場合の損失額は10億ドル(約1100億円)以上にのぼるとされる。協定で定められているとはいえ、プレーオフさえ実施できれば、巨額な利益を見込めるだけに、一日でも早くシーズンを再開した方が経営者側にとって得策なのは言うまでもない。

 選手にとっても、必ずしも悪い話ではない。サラリーキャップ制(年俸総額の上限)を取り入れているNBAでは、前年の収益をもとに上限が決まる。1試合でも多く試合をこなした方がリーグの収益増につながるだけに、今季の損失は補填できる可能性がある。

 現時点で八村と大谷翔平は明暗が分かれた格好だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…