八村と大谷に明暗 NBAがすんなりシーズン再開できる謎解き

公開日: 更新日:

 米メディアの試算によれば、東西8チームずつが進出するプレーオフが中止になった場合の損失額は10億ドル(約1100億円)以上にのぼるとされる。協定で定められているとはいえ、プレーオフさえ実施できれば、巨額な利益を見込めるだけに、一日でも早くシーズンを再開した方が経営者側にとって得策なのは言うまでもない。

 選手にとっても、必ずしも悪い話ではない。サラリーキャップ制(年俸総額の上限)を取り入れているNBAでは、前年の収益をもとに上限が決まる。1試合でも多く試合をこなした方がリーグの収益増につながるだけに、今季の損失は補填できる可能性がある。

 現時点で八村と大谷翔平は明暗が分かれた格好だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と

  3. 3

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    米倉涼子「ドクターX」興収30億円でも満島ひかりが阻む"興収女王"の座…期待値の高さから落胆の声も

  1. 6

    立花孝志氏が大阪・泉大津市長選で惨敗…有権者の投票行動を後押しした「お笑いみたいな噂」

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前

  5. 10

    M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」